Mitsuyo Hara(原 充代)

みなさん、こんにちは。私は県立高校の英語教師です。近年の英語教育を取りまく環境に対応するためにはもっと勉強が必要だと感じ、海外留学を決心しました。現在、一年間の休職期間をいただいて、ここUOWでMaster of Education (TESOL)を勉強しています。
UOWに留学を決めた理由はいくつかあります。まず最初に、UOWのTESOLコースは理論と実践のバランスが良く、私が必要と感じていた最先端の勉強が可能だと思ったからです。次に、UOWでは3年以上の教師としての経験があれば、本来一年半のコースを一年で修了することができ、時間と費用を節約できます。また、留学生の人数が多く、留学生に対する大学側のサポートが手厚いところも魅力的でした。最後の決め手は、UOWのあるWollongongという町です。気候が穏やかで、治安も良く、物価も大都市に比べると安いと思います(日本に比べると高いですが…)。
現在、最初のセッションが終わって、最終セッションが始まったばかりです。TESOLコースが学生に求める要求の高さに応えるために、セッション中は週末・祝日など関係なく、ほとんど朝から晩まで毎日勉強しています。昨夜も12時まで勉強し、今朝は6時から勉強しています。どの科目を通しても、英語教授法についての認識と理解が深まると同時に、今後ますますの継続的な勉強の必要性を痛感しています。
どこに住まいを置くかも大事なポイントだと思います。私は大学寮の一つであるBangalayに住んでいます。Bangalayは大学に近く、新しくて住みやすい寮ですが、私が一番気に入っている点はそのコミュニティーです。Bangalayの学生はほとんどがPostgraduatesで、家族連れの学生がたくさんいます。ほとんど毎週寮生とその家族のためにイベントが開催され、様々な国から来ている人たちと英語を通してコミュニケーションが取れる場を提供してくれています。culture classes, language classes, movie nights, game nights, sport events...私も今までにたくさんのイベントに参加して、たくさん友達を作りました。私もコミュニティーに貢献できるよう、できるだけ日本語や日本文化を伝える努力をしています。ちなみに今日は、寮のコモンキッチンで巻き寿司の料理教室を開く予定です。私のように内向的で、みずから英語を話す場所を探すのが難しい人にはとても良い環境だと思います。ここに申し込んだときにいただいた寮の奨学金にも感謝しています。
大学での勉強を通して英語教授能力を高めるだけでなく、ここでの生活を通して自分の国際人としての見識を深めていきたいと思っています。UOWでのどんな体験も経験も、これからの教員生活に役に立つと信じています。