Ayaka Moritsugu(森次 綾香)

UOWを選んだ理由はまず、修士課程が一年で終われることです。小学校教諭としての英語指導経験により、半年分の単位が免除になりました。また、私は海が大好きでダイビングやサーフィンがしたかったので、海が目の前で、思い立ったらすぐに飛び込めるWollongongは最高の場所でした。
まず、Graduate Houseに3ヶ月、Bangalayに7ヶ月住みました、Bangalayでは寮生同士が交流できるイベントがたくさんあり、多国籍の友達が一気に増えました。最後の学期はオーストラリア人の女の子とRoomshareをしました。気があって何をするのも一緒でとても楽しかったです。家からビーチまで徒歩2分のロケーションはサーフィンにもダイビングにも最高でした。
自分の英語力を海外の大学で試したいという気持ちと、仕事への有効性を考えたときに、TESOLしかないなと思い受講しました。小学校で英語を教えてきた経験、英語が苦手な多くの日本人を見てきて、効果的な指導法は何だろうかと考えていました。TESOLコースはとにかく楽しかったです。それは、もっと説得力のあるエッセイを書きたい、もっと意見を言いたい、という主体的な気持ちで取り組めたからだと思います。
特にクラスで積極的に発言したことで、教授の求めていることがよく理解できるようになりました。納得できるまでエッセイを書き直し、疑問があると、すぐに教授に相談に行きました。どの教授もいつも丁寧に答えてくれ、頑張りをきちんと認めてくれるのでとても励みになりました。
TESOLコースでは、体験を伴って学べるところが強みだと思います。自分の指導状況を基にして課題を行うのがほとんどです。私の場合は、小学校六年生に英語を教えている状況を想定しながら、あらゆる問題点と解決策を分析しました。自分が現場に復帰した時にすぐに使える深い知識や技能を身につけることができました。
私の目標は、勉強、仕事、学外の活動の両立でした。特にWollongongの現地のコミュニティーにいかに溶け込めるかという事を大切にしていました。私はWollongong Free Diversというダイビングチームに入り、地元のオーストラリア人やヨーロッパ人(アジア人は私だけでした)に混ざって、トレーニングをしたり、Wollongong Beachの海中清掃をしたりしました。趣味を通して、様々なバックグラウンドの友達が出来たことは大きな財産でした。そんな仲間たちと、Wollongongの環境向上に貢献できたことはとても貴重な体験でした。地元のニュースにも何度か取り上げていただき、とてもうれしかったです。
仕事を通して、様々な英語(World Englishes)の中でもスムーズに会話ができるようになったこと、経済的に自立して生活できたことは大きな自信になりました。忙しい分、計画を立てて、集中して学習できたのでよかったです。色々な所に飛び込んでいったことで、それぞれの場所に素敵な友達ができました。教授たち、大学院や寮、仕事の友達、フリーダイビングやサーフィンの仲間、ルームメイトのおかげで、これ以上ないほど充実したものになりました。